(※この記事は2021/04/06に更新されています)
豆を挽いて美味しいコーヒーを飲む、それは至福のひと時……。朝にお気に入りのコーヒーを飲めば、「よし、一日がんばろう!」という気持ちになりますよね。
でも……大切なコーヒー豆、正しく保存できている自信がありますか?
質の良い豆を購入しても、自宅ですぐに劣化させてしまってはもったいないことこの上ありません。せっかく購入したコーヒー豆ですから、できるだけ長く美味しく飲みたいですよね。
この記事では、コーヒー豆の保存方法、その理由、おすすめのアイテムを紹介します。保存方法もばっちりの、コーヒー通になっちゃいましょう!
コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆の保存におすすめのアイテム
保存方法は「使い切るまでにかかる期間」で決まる

時計
コーヒー豆の最適な保存方法は、焙煎されてから飲み切るまでにかかる期間によって異なります。スペシャルティコーヒーなど焙煎日のわかるものは、その日付からどれくらいで飲み切れるかイメージして保存方法を決めましょう。
いつ焙煎されたのかわからない場合は、長期間の保存方法を使いましょう。
【キャニスター・常温】焙煎から1週間以内に飲み切る
焙煎してからすぐに飲み切れる場合は、キャニスターを使うのがおすすめです。キャニスターとはコーヒー豆や紅茶、日本茶の茶葉などを保存するためのふた付きの容器のこと。
もっとも身近なところで言えば、百円均一ショップなどでも購入可能です。すぐに飲める場合は袋のまま常温保存でも良いですが、キャニスターで密閉しておけば吸湿する心配なく保存できます。
【ジップロック・冷蔵】焙煎から2週間以内に飲み切る
すぐ飲み切れない場合にはジップロックに移し、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。ジップロックなら空気を抜いて保存しておけるため、吸湿や臭い移りを気にせずに済みます。
更に温度が比較的一定に保てる冷蔵庫で保管することで、温度による劣化も防げます。
【アルミバッグ・冷凍】焙煎から1か月以内に飲み切る
飲み切るまでに更に時間がかかる場合には、アルミバッグに入れて冷凍庫で保存するのがおすすめです。アルミバッグには以下の特徴があり、コーヒー豆の天敵湿度・空気・高温・光からしっかり守れます。
- 湿気を通しにくい
- 酸素を通しにくい(酸化させにくい)
- 光を通さない(遮光性◎)
- 香りを逃がしにくい(保香性◎)
- フィルムの材質の中で最高を誇るバリア性
(引用:包装資材のfinepack アルミ袋の特徴について)
アルミバッグはコーヒー豆の他にも、サプリメント、お菓子、レトルト食品、遮光が必要なビタミン系ドリンクなどにも活用できるため、持っておいて損はありません。
コーヒー豆を冷蔵保存するのは、生鮮食品だから

フルーツ
コーヒー豆は、生鮮食品です。肉や魚のように数日で悪くなるわけではありませんが、ゆっくりと酸化・劣化していきます。時間が経つにつれ、美味しい状態からどんどん遠ざかってしまうのです。
- 風味が落ちる
- 雑味が出る
- 酸味を強く感じる
鮮度が悪いコーヒー豆を使うと、美味しくないだけでなく、お腹を痛くしたり気持ち悪くなったりと良いことがありません。適切な保存を心がけ早めに飲む、悪くなったものは思い切って捨てることが大切です。
コーヒー豆を保存するときの注意点は5つ!

5
コーヒー豆を保存するときの注意点は、常温・冷蔵・冷凍に関わらず以下の5つが挙げられます。
- 湿度
- 空気
- 高温
- 光
- 臭い移り
湿度や温度が高ければ熟成がすすみ、腐敗してしまいます。空気に触れるのも、酸化の原因となるので極力避けるべきです。光も、豆の劣化を進めてしまうので避けましょう。
またコーヒー豆は、他の食品の臭いを吸着する場合があります。その効果は、残りかすを活用して脱臭剤として使われることもあるほど。風味を楽しむためには、しっかり密閉して保存しておくことが大切です。
そもそも、美味しく飲める期間ってどれくらい?

疑問
保存方法については、1週間以内なら常温、1か月なら冷凍庫などが最適でした。しかし、そもそも「美味しく飲める期間」はどれくらいでしょうか。
実は、いわゆる賞味期限もなかなかに短いんです。
- 未開封の豆……焙煎日から90日
- 開封済みの豆……焙煎日から30日
- 開封済みの粉……焙煎日から7~10日
かなり短いですよね。買いだめをせず、できるだけ早く飲み切るのが美味しく飲むポイントと言えそうです。
コーヒー豆の保存容器 おすすめアイテム4選!

コーヒー
コーヒー豆の保存におすすめのアイテムを紹介します。
キャニスター
1.ZEROJAPAN コーヒーキャニスター200 ホワイト CO-200 WH
- 容量は200g
- 陶器製だから遮光性もばっちり!
- このシリーズ専用の留め具・パッキンで気密性もばっちり!
陶器製で遮光までしてくれるタイプです。これがあれば、保存期間が長くてもアルミバッグなしで保存がききます。また口径が10cm程度と広いため、バサッと粉も豆も入れられて便利です。
- ホワイト所有です。非常に美しい形で、かなりきっちりと保存が効きます。
密閉に関しては、焙煎後3日めの豆をこちらにいれて24時間経過後に開けると、ポンっという音とガスが一気に弾ける手応えを感じるので、かなりの密閉具合かと思います。
最近は自家製ブレンドに凝っていますので、2つ所有するくらい気に入ってます!
- そして、使い心地も良い!
しっかりカチッと密封してくれます。
洗うのも口が大きくて洗いやすい!
部品も外しやすいです。
- The coffee canister is perfect
(引用:ZEROJAPAN コーヒーキャニスター200 ホワイト CO-200 WH)
2.澤井珈琲 コーヒー 専門店 コーヒー専用 保存缶
- コーヒーや紅茶を販売する澤井珈琲が発売するキャニスター
- 500g入る大容量タイプ
- 遮光性、密閉性もgood!
コーヒー・紅茶の専門店、澤井珈琲さんの販売するキャニスターです。500gも入る大容量タイプで、多めに購入した豆もきちんと全部入れられます。
- 500g入りのコーヒー粉の包装がすっぽり入り、容器内が汚れず簡単で良い。
蓋を開ける際、機密性を感じる抵抗感があり機密度がありそうです。(印象です)筐体と蓋が接触して抵抗がある感じではありません。
- ガラスボトルではないので遮光に気を遣う必要も無く使い易かったです。粉の状態で500gの中細挽きが余裕で入りました。
- いつも500gのコーヒー豆や粉を袋ごと入れて使用しています。粉も湿気ることなくさらさらとしています。
アルミバッグ
1.KAUMO アルミ自立袋 チャック付き ジッパー マチ付き 角丸 (17×24+4cm 10枚) KM-AM17
- スタンドタイプ。横幅を取らず、冷凍庫に収納しやすい!
- 防湿性・遮光性・気密性◎
スペースを取らないスッキリとしたデザインのアルミバッグです。自立タイプなので、直に豆を取り出したいときにも便利。
- 出来るだけ日に当てたく無い商品を保存するのに向いています。
素材も厚みがありしっかりしていますし、チャックが付いているので便利です。
また、マチが付いているので、容量もそれなりにあります。
我が家では、紅茶の保存用に使用しています。 - コーヒー豆100gでピッタリくらいです。
もう一回り大きいもののほうがいろいろと使い勝手が良かったと思います。
チャックもきちんと締まるので、使用状況は良好です。
(引用:KAUMO アルミ自立袋 チャック付き ジッパー マチ付き 角丸 (17×24+4cm 10枚) KM-AM17)
2.アルミ箔 ジップロック袋 再封可能 シルバー 貯蔵袋 冷凍 新鮮に保つ 食品ポーチ マイラー箔 耐久性 ナット コーヒー 窓密封包装 保存用バッグ ジップシール 個包装袋 50個 (14 x 20 cm)
- シンプルタイプ。マチがないので、不要な厚みがない
- 使い捨てもOK!驚異の50枚入り
スタンダードタイプのアルミバッグです。50枚1セットになっており、コーヒーオイルなどで汚れても捨てて交換がしやすくなっています。
- 紅茶のティーパックを小分保管するために購入しました。
ビニール製の袋では他の匂いが移ったり、紅茶自体の香りが薄れてしまうので、香りが飛ばないアルミ製の袋を探していたところ、大きさ、量、価格ともに満足できるものを見つけ、購入しました。
- 焙煎済みのコーヒー豆を保管するのに使用しています。200gの豆を100gに2分割して、ひとつを冷凍保存、もうひとつを常温(夏は冷蔵)。複数種の豆を同時に購入するので、ラベルを張り付けて区別してます。
- 接骨院の湿布を分配するのに、気密性の高いジッパー袋を探していました。この商品は、湿布(厳密には、テープ薬)が、8枚はいります。アルミニウムの袋は、ジッパー式なので閉じたあと、患者さんが使用する際は口を切り、また閉じることができます。大きさもちょうどよく、おすすめです。
まとめ
コーヒー豆は放っておくと、風味が弱くなったり酸化してしまったりする繊細な食品です。数々の保存用のアイテムが出ているので、上手く使って美味しいコーヒーを楽しんでいきましょう!